禁煙外来Non-smoking outpatient

禁煙外来

禁煙外来

当院の禁煙治療では、効果的な治療薬を処方して禁煙の実現をきめ細かくサポートし、禁煙を維持できるようにさまざまな面からアドバイスを行っています。
喫煙は、胃がんや肺がん、食道がん、喉頭がんなどの深刻な疾患の発症リスクになり、副流煙で身近な方にも病気のリスクを与えてしまいます。それを十分に理解して禁煙したいと考えていても、なかなか禁煙はうまくいきません。
禁煙できないのは意思の問題ではなく、タバコに含まれるニコチンの依存性が高く、脳や体だけでなく、心理的な依存が重なっていることが大きな原因になっています。禁煙したいと思っても止められないのは、ニコチン依存症であり、依存症の治療が必要な病気と言えます。当院の禁煙外来では、ニコチン依存を治すための専門的な診療を行っており、お一人では禁煙が難しい方、過去に禁煙失敗の経験がある方を対象にした治療を行っています。

禁煙外来受診のきっかけ

など

ご自分や大切な方の健康を守るために、禁煙したいと感じたらご相談ください。

禁煙維持をサポートしています

ご自身の意思で我慢して禁煙に成功しても短期間で喫煙を再開してしまい、1年経過して禁煙を続けることができるのは10%程度とされています。無意識に吸ってしまって禁煙失敗に気づくケースや、これだけ我慢できたからいつでもまた禁煙できると油断して喫煙してしまうケースもあります。禁煙は、維持することがとても重要と考え、当院では医師・スタッフ一同が患者さんの禁煙維持を支え、さまざまな面からアドバイスをしています。禁煙外来終了後もお気軽にご相談ください。

禁煙補助薬の使用

タバコに含まれるニコチンは脳に快感を与えて喫煙が習慣化し、ニコチンが不足するとイライラや落ち込み、集中力の欠如などをもたらします。また、無理に禁煙すると頭痛やめまい、便意や便通の異常などの離脱症状に悩まされることもあります。
禁煙外来では、効果的な禁煙補助薬を処方することでニコチンが不足する状態に体や脳がゆっくりと慣れ、上記のような症状を軽減して、楽に禁煙できるようサポートします。当院の禁煙外来ではチャンピックス(バレニクリン酒石酸塩錠)と、ニコチネルTTS(経皮吸収ニコチン製剤)を使った禁煙治療を行っています。作用の異なる2種類の薬から、患者さんに合ったものを医師が選択して処方しています。

健康保険適用で受けられる禁煙治療

当院では、健康保険適用の禁煙治療を行っています。一定の条件を満たすと医師が判断した場合に可能です。初回受診の際に確認しますが、受診の前にご自分でもチェックしてみることをお勧めします。

チェック項目

  • 20歳以上の方
  • 直ちに禁煙することを希望されている
  • 禁煙治療を受けることを文書で同意している
  • 3か月間、禁煙治療のスケジュールに合わせて受診可能
  • 1年以内に保険診療で禁煙治療を受けていない
  • 下記のニコチン依存症を診断するスクリーニングテストで5点以上
  • 35歳以上の場合,1日の平均喫煙本数×これまでの喫煙年数が200以上
  • 心療内科や精神科を受診していない
  • 妊娠していない
  • この先3か月間は妊娠の予定がない
  • 授乳中ではない

禁煙外来の初回受診時の流れ

禁煙外来の初回受診時の流れ

初回受診時に、スタッフが禁煙理由やライフスタイルなどについてヒアリングし、調査票をお渡ししますので、ご記入ください。
禁煙治療について薬の飲み方や禁煙のための重要なポイントをまとめた動画をご覧いただき、呼気チェックと身体測定を行います。

医師がお話をうかがって、診察します。禁煙治療が可能な場合には、患者さんのお悩みや禁煙に対するご不安などをうかがってじっくり相談し、できるだけストレスのない具体的なアドバイスを行っています。治療方針を決めて薬を処方したら、初回の診療は終了です。

なお、初回の診療には、40~60分程度かかりますので、時間に余裕を持ってお越しください。

禁煙外来のスケジュール

チャンピックス(バレニクリン酒石酸塩錠)を使った禁煙治療は、3か月に5回受診というスケジュールです。

  1. 初回受診
  2. 2週間後に2回目の受診
  3. 2週間後に3回目の受診
  4. 4週間後に4回目の受診
  5. 4週間後に5回目の受診

2回目の受診時に薬の効果や副作用の有無を確認し、以降は薬の調整も含めた確認を行います。
また、受診ごとに患者さんからお話をうかがって、禁煙の成功をサポートします。